肩こり原因は姿勢と筋肉の緊張！鍼灸で改善しよう

肩こりは、現代社会の偏った生活習慣やストレスなどから起こる症状のひとつです。

その中でも、首が前のめりになる姿勢によって首の両側の胸鎖乳突筋が緊張を続けることにより耳下腺や胸骨の周辺の血行不良が誘発された筋肉の緊張が原因であることが多く、鍼灸での治療によって血行不良を改善することができます。

姿勢と筋肉の緊張が肩こりの原因である理由は、上述の通り首や肩周りの筋肉と関節が、脛骨動脈などの首から上への血流循環に悪影響を及ぼすことが原因としてほとんどであり、姿勢が悪いと、首や肩の筋肉が常に緊張し、筋疲労に伴う眼精疲労および頭痛、めまいなどを引き起こします。

筋肉の緊張は身体の左右のバランスを崩し、血流が悪化して循環不足を引き起こします。

鍼灸では身体全体のバランス、特に僧帽筋や広背筋、脊柱起立筋や頭板状筋などのアンバランスを整えることによって、肩こり頭痛の改善に繋がります。

また、症状が深刻な場合には、より深層の筋硬結を狙った雀琢（じゃくたく）によるズーンという反応を狙うこともあります。

肩こりは、生活習慣改善やストレッチ、運動などの自己ケアも大切ですが、鍼灸による治療と併用することで、より早く効果的な改善が期待できます。

また、肩こりをだましだまし放置し続けることにより慢性的な頭痛や視力低下、耳鳴りなどの重症症状へと進行してしまうこともあるため、早めの治療をおすすめします。

肩こりは現代人にとって切っても切り離すことのできない、付きまとう確率の高い大きな悩みの一つです。

 

鍼は深部の筋肉や組織に機械的刺激を与えて血流を深層に流入させ、筋肉の緊張を弛緩します。

また、灸は火を使って経穴を温めるため、筋肉や血管、組織の血流を改善して血液構成の比率を良質にします。（血中白血球数の大幅な増加による自然免疫力の増加獲得など）

鍼と灸とを組み合わせれば、筋肉や頭部の付着部の痛みや違和感を和らげることができます。

鍼灸施術は繊細な感覚とそれらを読み取る経験値が必要不可欠であり、患者様一人ひとりの状況や精神状態、症状の深浅に応じた適切な位置、針の長さ、番手を選ぶことが肝心です。

その場で終わらせる治療ではなく自分自身で改善する運動やストレッチ方法も併せて提案しております。

鍼灸施術は、肩こりの改善に非常に有効であると言えますのでもし、肩こりでお悩みの方は、くにさだ鍼灸整骨院での施術を受けてください。

現代社会では、パソコンやスマートフォンなどのデジタル機器を使用する時間が増加したことで、肩こりの悩みを抱える方が増えています。

 

日々酷使された筋肉のエラーをリセットして早期に違和感や不快感の改善を目指す当院の鍼灸施術の後には、自宅でのケア方法を必要に応じてアドバイスいたします。

それを継続することで、回復のスピードを早めること、持続させることができるでしょう。

 経験に裏付けされた適切な治療を受けることで、日常生活に支障をきたすことなく、健やかな毎日を送ることができます。

肩こりが改善するためには、肩周りの筋肉ストレッチをしてください。

自宅でできる簡単なストレッチ方法をご紹介します。

 

①腕上げ伸ばし 立った状態で、腕を上げます。その後、片方の手をもう一方の手でしっかりと握り、真上に引っ張ります。10秒ほどキープした後、反対側も同様に行います。

 

②肩甲骨リフレッシュ 椅子に座り、背筋を伸ばします。その後、両手で反対側の肩を抱え込み、肩甲骨を外側に引っ張るようにします。10秒ほどキープした後、反対側も同様に行います。

 

③首から腕へ伸ばし 肩幅に足を開いた状態で立ち、片手を後頭部に回します。その後、もう一方の手で肘をしっかりとつかみ、反対側へ引っ張ります。10秒ほどキープした後、反対側も同様に行います。

 

これらのストレッチは、肩こりの原因となる筋肉をほぐすことができ、日常生活で簡単に行うことができます。ただし、肩こりが慢性化している場合は、専門家に相談して適切な治療をすることをおすすめします。

 

慢性的な肩こりでお困りの方は当院までお気軽にお問い合わせください。