東洋医学で改善!食欲不振や疲労に効くストレス解消法
2024/04/22
現代社会ではストレスが原因で食欲不振や疲労が起こることがよくありますが、東洋医学にはそんな体調不良を改善するためのストレス解消法があります。
今回は、東洋医学的なアプローチで食欲不振や疲労に効果のあるストレス解消法をご紹介します。
目次
東洋医学の視点から
東洋医学では、人間は物質的な身体だけで捉えるのではなく、身体と精神の両面から捉えることが重要視されています。そのため、患者さんの思考や感情の状態にも目を向け、鍼灸治療に取り入れることが行われています。
また、身体の不調は気血の乱れ、臓腑の機能不全が原因で発生すると考えられており、鍼灸治療ではその原因にアプローチします。つまり、身体だけではなく、患者さんの心と身体の両方をケアすることで、本当の治癒を追求するのが東洋医学の視点となります。
鍼灸は、ただ痛みをとるためだけではなく、心身のバランスを整え、予防や改善にも役立てられる治療法であると言えます。
気の流れを整えて
鍼灸は、身体を整えることで健康を促進する治療法です。気という生命力が体内をめぐり、心身の調和を保つとされています。しかし、生活習慣の乱れやストレスなどで気の流れが滞ると、身体の不調につながります。このような状況で鍼灸施術が有効です。
鍼灸には、経絡(けいらく)という気の流れるパイプがあります。この経絡を刺激することで、気の流れをスムーズにし、身体の不調を改善するとされています。疲れやストレスは気の流れを悪くすることが多いので、早めに対処することが重要です。
特に食欲不振や疲労でお困りの場合には、足にある太谿(たいけい)、足三里(あしさんり)などのツボを使うことで、気の流れが良くなり、症状改善へ向かう場合が多いです。
鍼灸師は、現代人の生活環境に合わせ、的確な施術を施し、体調を整えます。気の流れを整えることで、心も身体も軽やかになり、健康的な生活を送ることができます。
自分でできる
鍼灸治療以外にも、自分でできるケアがたくさんあります。たとえば、ストレッチやマッサージ、温かいお風呂に入ることなど、日常的なケアによって体の不調を改善することができます。
また、ストレスによる不調にはセルフで行えるお灸が効果的です。ストレスによって首や肩がこり、頭痛やめまいが起こる場合がありますが、ツボを刺激することでこの症状を改善することができます。自分でできることを取り入れることで、鍼灸治療の効果をより高めることができます。
食欲不振や疲労でお悩みの方は、くにさだ鍼灸整骨院までお問い合わせください。