五十肩予防に効果的!天宗の鍼灸施術
2024/05/03
五十肩に悩まされる人は、シンプルな動作がもたらす激痛によって日常生活に影響が出るかもしれません。そんな症状を予防する鍼灸施術の方法があります。
この記事では、天宗(てんそう)というツボを用いた鍼灸施術を詳しく紹介し、五十肩を防ぐためのおすすめ方法について解説します。
目次
鍼灸施術で五十肩を解消
五十肩は50歳以上の人々に頻繁に見られる肩の痛みです。周囲の筋肉や腱が炎症を起こし、肩の可動域が制限されています。痛みがひどい場合、日常生活に支障が出ることがあります。
鍼灸施術は、このような肩の痛みに対して効果的な治療法です。科学的にはまだ十分に説明されていませんが、鍼を刺し、体の経絡を刺激することで、神経、筋肉、腱、関節などの調整を促進し、自然治癒力を高めることができます。
鍼灸施術は痛みの軽減だけでなく、ストレス緩和効果もあるため、五十肩だけではなく肩こりや眼精疲労などの症状でも効果的です。五十肩のような慢性的な痛みは、医療機関での治療と併用して、鍼灸施術でサポートすることをオススメします。
天宗とは
五十肩の鍼灸でよく使われている天宗というツボがあります。このツボは肩甲骨上にあり、肩の可動域に影響を及ぼします。天宗を刺激することで、痛みの緩和、コリの緩和、肩関節の可動域改善が期待できるため、当院でも積極的に使うツボです。
鍼灸院で受ける天宗施術の流れ
鍼灸院で受ける天宗の施術は、おおよそ以下の流れで行われます。まず、施術者が患者さんの症状や状態を診断します。天宗ツボ施術は、身体全体のバランスを整えるため、症状が現れている部位だけでなく、全身を診察対象にします。
続いて、施術者が選んだツボに針を刺します。針の太さは、髪の毛ほどの細さで、刺入するための痛みはほとんどありません。針を刺した後、微調整を加え、約20~30分間針が刺さった状態を保ちます。この間、患者さんは静かに休んでいてもらいます。
施術が終わったら、今度は施術後の状態をチェックし、患者さんに適切なアドバイスを行い、施術終了となります。
天宗の施術は、身体の調子を整える整体的なアプローチを取るため、肩こりや腰痛といった特定の症状だけでなく、全身の不調やストレスにも効果的です。初めての方は、施術前にしっかりと説明を受け、不安を解消してから施術に入りましょう。
五十肩でお困りの方は、ぜひくにさだ鍼灸整骨院までお問い合わせください。