肩の可動域制限や回旋筋腱板の痛みを改善する鍼灸
2024/05/24
今回のテーマは肩の可動域制限や回旋筋腱板の痛みを改善する鍼灸です。肩の可動域制限は、回旋筋腱板の痛みが原因となることが多く、この痛みを改善することが肩の可動域を広げるためには大切です。そこで、本記事では鍼灸を用いた肩の可動域制限の改善方法についてご紹介いたします。鍼灸による治療を受けることで、痛みを軽減し、肩の可動域を広げることができるかもしれません。ぜひご覧ください。
目次
肩の可動域制限とは
肩の可動域制限とは、肩を動かす際の動きの制限を指します。肩は人体の中でも特に可動域が大きく、前方、後方、内旋、外旋などの方向に自由自在に動かすことができます。しかし、何らかの理由によって肩の可動域が制限されてしまうと、日常生活やスポーツなどの活動に支障をきたすことがあります。
肩の可動域が制限される原因は、様々なものが考えられます。例えば、運動不足や姿勢の悪さ、急な動作などによる筋肉の緊張や疲労、肩関節の機能障害などです。また、外傷や疾患が原因で肩の可動域が制限されることもあります。肩関節周辺の筋肉や腱の損傷、肩関節の変形、関節唇損傷、三角関節症候群、腱板間隔病変などが挙げられます。
肩の可動域が制限されると、普段の生活動作やスポーツ・趣味などに支障をきたすことがあります。例えば、日常生活で肩を使う機会が多いため、肩の可動域が制限されてしまうと肩こりや痛みが生じやすくなります。また、スポーツなどの活動においても、肩の可動域が制限されるとパフォーマンスが低下してしまうこともあるため、早期に適切な治療を受けることが大切です。
回旋筋腱板痛の原因
回旋筋腱板痛は、肩関節周辺の痛みの一つであり、鍼灸院でも多く診られます。正式名称はsupraspinatus tendinitisと呼ばれ、主に上腕骨頭部に連結する回旋筋腱板(supraspinatus tendon)に炎症が生じることで起こります。 回旋筋腱板痛は、肩関節を用いた運動が原因で発症しやすく、重い荷物を持ち上げるなどの負荷が大きい場合には特に要注意です。また、肩関節の不良姿勢や筋肉の過剰な使用も原因になることがあります。
鍼灸院では、回旋筋腱板痛の症状を詳細に聞き取り、痛みの原因や程度を把握した上で、適切な施術を行います。治療を行う際には、筋肉の緊張をほぐしたり、炎症を抑える効果のある鍼を刺入することで、痛みの軽減や回復を促します。 さらに、回旋筋腱板痛の予防にも取り組んでいます。鍼灸院では、適切な運動や姿勢のアドバイス、筋肉のストレッチなどを行うことで、肩の負担を軽減し、回旋筋腱板痛の発症を未然に防ぎます。
鍼灸がもたらす効果
鍼灸は、体調不良や疾患の治療に効果があるとされています。具体的には、痛みの緩和や血行の促進、自律神経の調整などに効果があります。また、鍼灸には美容やストレス解消にも効果があるとされています。 鍼灸によらない痛みの治療方法には、鎮痛剤の服用や手術などがありますが、これらの治療方法には副作用があるため、鍼灸は副作用の少ない治療方法として注目されています。
鍼灸による治療は体に針を刺すことで、体が持つ自然治癒力を高める働きがあります。このため、体質改善やアンチエイジングなど、長期的な健康維持にも効果的とされています。 鍼灸は身体を整えるには非常に効果的な治療法であるため、病気や疾患に限らず、普段から健康維持のためにも取り入れることで、より綺麗で健やかな体を手に入れることができます。
肩の痛みでお困りの方は、くにさだ鍼灸整骨院までお問い合わせください。