不眠症改善に効果的な東洋医学のアプローチ!脾虚と自律神経を整えよう
2024/05/31
夜中に目が覚めてしまったり、寝付きが悪くて眠れないという人は多いかもしれません。これが続くと、体調や生活にも悪影響が現れます。そんな時には、東洋医学のアプローチが役立ちます。不眠症の原因となる脾虚や自律神経の乱れを、東洋医学の知識を用いて改善していく方法を紹介します。
目次
不眠症とは?
不眠症は就寝時に睡眠に入れず、または頻繁に目が覚めてしまうことで睡眠が不十分な状態が続く症状のことを指します。短期的なものや医療的処置が必要なもの、持続的な不眠症など様々な種類があります。
鍼灸では、不眠症の方に対して症状の程度や原因に応じた施術が行われます。不眠症の原因は様々あり、ストレスや疲労、生活習慣の乱れ、身体的な不調などが考えられます。鍼灸は、副作用の心配の必要が無い自然療法であり、睡眠の質を上げるために行われる施術として人気があります。ただし、効果には個人差があり、治療にはある程度の時間を必要とする場合があるため、鍼灸施術を受ける前には、必ず専門家に相談するようにしましょう。
東洋医学での不眠症治療
不眠症の治療に東洋医学を取り入れた鍼灸院が増えています。東洋医学では、不眠症は心の乱れや身体に生じた不調が原因とされます。そのためトラブルの原因を探り、心身のバランスを整えるために、鍼灸施術が行われます。鍼灸では、睡眠に関係するツボを刺激して自律神経を整えたり、脳内のメラトニン分泌を促進したりする効果があります。
ただし、劇的な改善を求める場合は、東洋医学だけでなく、西洋医学の薬物療法やカウンセリングも同時に受けることをおすすめします。自分に合った治療法を探し、健康な生活習慣を心掛けることで、不眠症に悩まされることなく快適な眠りを手に入れることができます。
脾虚が不眠症に与える影響
東洋医学には脾虚という考えがあり、この脾虚の状態になると消化や代謝などの体内プロセスがスムーズに行われず、疲れやすかったり、免疫力が低下するなどの症状が現れます。また、不眠症にも影響が現れます。脾臓は、体内にある栄養素を吸収・蓄積することで、生命活動に欠かせないエネルギーとして働きます。そのため、脾虚の状態では栄養素が不足するため、生命活動を維持するために必要なエネルギーを生み出すことができません。その結果、不眠症の症状が現れる可能性があります。
鍼灸を受けることで、脾の機能を改善することができ、不眠症を改善することができます。鍼灸は、身体に刺激を加えることで、体内にある自己治癒力を高め、身体のバランスを整える効果があります。不眠症に悩んでいる場合は、鍼灸を受けることで、脾の機能を改善し、健康的な睡眠をとることができます。
自律神経を整えて睡眠を改善する方法
自律神経は、心身の調整を司る重要な役割を担っています。そのため、自律神経の乱れが原因で睡眠が不足することがあります。鍼灸による治療は、自律神経のバランスを整え、良質な睡眠を得ることができます。
また、生活習慣を見直し、ストレスを減らすことも大切です。さらに、呼吸法やストレッチなどの自己トレーニングも有効です。これらの方法を継続的に行うことで、自律神経を整え、睡眠の改善につながります。
鍼灸は、医療機関でも取り入れられているほど、信頼された治療法です。ぜひ、身体の不調を感じた際には、専門家に相談し、自律神経の調整を行い、良質な睡眠を得ることをお勧めします。
不眠症でお困りの方は、くにさだ鍼灸整骨院までお問い合わせください。